どうも、外資系IT企業でコンサルタントとして働いているK(@consult_career1)です。
今回はコンサルティング業界の働き方についてです。
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「残業代ってちゃんともらえるのかな・・・?」
こんな就職活動中・転職活動中の方の疑問に答えていこうと思います。
ブログのタイトルの通り、私は現在外資系のコンサルティングファームに在籍していますので、ひとつの参考例としていただければ幸いです。
1.そもそもコンサルタントってなに?
コンサルタントの仕事とは「経営上の課題を解決すること」。
経営上の課題を抱えたクライアント企業の依頼を受けて、その問題を解決する手助けをしていきます。
企業のお医者さんなんて例え方もされますね。
なによりも第一優先はクライアントファースト。
こちらの外資就活ドットコムの記事では高級文房具だなんていう言われようをしています。
*外資就活ドットコムはめちゃくちゃ参考になるので、トップ企業を狙う学生は必ずチェックしておきましょう。
2.コンサルティング業界ってやっぱり激務なの?
答えはYESです。
2-1.全業界でトップの平均残業時間
下は転職サイトVOKERSより引用した全業界の平均残業時間ランキングです。
広告代理店や商社を差し置いて、コンサル業界は堂々の一位ですね。笑
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_4
対象データ:2007年7月~2014年5月に、社員・元社員から投稿されたレポート回答(全68853件)
月間の残業時間が約80時間となっているので、月の営業日を約20日とすると一日約4時間の残業ということになります。
ですが、こちら2007年7月~2014年5月までの統計ですので、現在はどの業界もこのデータよりは平均時間が減っているはずです。
最近は働き方改革により月の残業時間に制限が設けられているので、
管理職未満は原則45時間以上の残業はできません。
そして、この働き方改革のしわよせが、残業代が発生しない管理職に寄っているのが現状です。(管理職クラスでのコンサル転職を考えられている方はご注意ください)
まあそりゃそうですよね。
これまで月80時間かかっていた作業を月の45h
でやろうとしているんですから。。。
私の直属の上司にいたっては06:00~25:00という勤務スケジュールをほぼ休みなしで一ヶ月こなしていました。(しかも勤務後毎日のように飲んでる)
化け物過ぎてもはや恐ろしかったです。同じ人間だと思わないようにしてます。
2-2.残業代が出るかは会社しだい
まず先ほど述べた通り、管理職以上は残業代が発生しません。
スタッフの残業代については会社によって支給のされ方が変わります。
大きくは以下の3パターンです。
①定時以降の残業はチャージ可能(法律に合わせて上限あり)
②月の○○時間以上はチャージ可能(30hとか)
③年棒(月収)が残業代込みで設定されている(みなし残業)
こちらの情報は募集要項に必ず記載されているはずです。
年棒高いと思っていたら実は残業込みだった…ていうのはよくある話なので、注意してくださいね。
特に外資系のコンサルは年棒制かつ見込み残業であることが多いので。
とはいっても新卒1年目で余裕で500万とか超えてくるので、正直給与面は心配しなくて大丈夫です。体と心の心配だけしてください。
激務の代償はMoneyでちゃんと返ってきます()
*5年ほど前までは暗黙の了解でサービス残業が常態化していたようですが、最近はなくなっているようです。
3.外資系コンサル新卒一年目の残業時間は?
以下が私の一年目時の勤務状況になります。
3か月ごとに振り返っていきましょう。
3-1.入社後1~3か月目
研修がメインだったため、残業なし。
(この時期は同期と仲良くなれる唯一のチャンスですね。)
3-2.入社後3~6か月目
1つ目のプロジェクトにアサインされる。
安定したプロジェクトだったため、一日の平均残業時間は1~2時間ほど。
3-3.入社後7~9か月目
2つ目のプロジェクト(大炎上案件)にアサインされ、定時帰宅という概念に別れを告げる。
平均帰宅時間が23時くらい。
3-4.入社後10~12か月目
上記の炎上プロジェクトにさらに油が注がれお祭り状態。
終電で帰れるほうがめずらしい。
月のタクシー・ホテル代が10万近くになっていた。
これがピークでした。この時は家帰れなすぎて、もはや自宅解約してやろうかと思いました。
【外資系企業2年目_今週の勤務状況②】
月 9時〜26時 (タクシー帰り)
火 11時〜25時(タクシー帰り)
水 11時〜27時(タクシー帰り)
木 代休
金 12時〜28時(タクシー帰り)今週も領収書コレクターです
せっかく終電ある日でも結局飲んじゃう上司のパワフルさには一生勝てる気がしません pic.twitter.com/McITlFs205
— いくおく@社畜ブログ9日連続更新中 (@consult_career1) April 21, 2019
3-5.結論
残業時間はプロジェクトに依存する
1つ目のプロジェクトと2つめの炎上プロジェクトのギャップがとんでもなかったです。
安定したプロジェクトにアサインされれば、落ち着いた生活を送ることができるようです。
今後を考えると一年目に炎上プロジェクトを経験できたのはまあラッキーだったと考えるようにします。。(絶賛2年目の現在も継続中ですが…)
早く成長したい!残業代ほしい!仕事したい!!!って人にとっては炎上プロジェクトは最高の環境だと思います。
ご興味のある方は入社されましたら是非立候補してみてください。
速攻で突っ込んでもらえると思います。
4.最後に~コンサルティング業界を志望する人へ~
「コンサルで働けば人の3倍成長できる」実際に入社してみてこの噂はあながち間違っていないと思いました。
なぜそんなに速く成長できるのか?
それは人の3倍働くから。
理由はいたってシンプルです。笑
「いち早く成長したい!」
「同世代よりもお金を稼ぎたい!」
「仕事に熱中したい!」
こんな思いをお持ちの方にとっては、コンサルティング業界はぴったりな業界のはずです。
興味がある方はぜひ採用試験に応募してみてください。
ITコンサルへの転職に向けて、登録をおすすめしたい転職サイトは次の3つです。
コンサル転職におすすめの転職サイト3選
①とりあえず転職サイトに登録してみる
⇒転職者の約8割が利用
:リクナビNEXT(公式HP)
②コンサル未経験者におすすめ
⇒転職支援実績NO.1(コンサル専門部署あり)
:リクルートエージェント(公式HP)
③現職がSE・プログラマの人におすすめ
⇒SE・プログラマーの転職に特化
:マイナビエージェント×IT(公式HP)
ITコンサルはIT×コンサル×外資という3つの特徴を持っています。
これらの領域に特化した転職エージェントに相談するようにしておきましょう。
*就活についての質問は質問箱かTwitter(@consult_career1)のDMまでどうぞ!
出来る範囲で協力させていただきます。