こんにちは。相変わらず深夜残業が続いているK(@consult_career1)です。
今回はエクセルにおけるオブジェクト整列についてです。
(この記事ではエクセルを題材にしていますが、パワポでも同様です)
☆この記事でわかること☆
・複数オブジェクト(図形)をきれいに整列させる方法
・2倍速で複数オブジェクト(図形)を整列させる裏技
設計書や進捗報告資料などを作成する際、下のようにバラバラに並べられたオブジェクトをきれいに整えたいということがあるのではないでしょうか。
今回はこちらの例
を使って、前半部分では一般的な整列方法を、後半部分ではある機能を使った時短テクニックを紹介していきます。
複数オブジェクト(図形)をきれいに整列させる方法
それでは実際にこの4つのオブジェクトを①に揃えて縦に等間隔に整列させる方法を紹介していきます。
as is(現状)
↓↓↓
to be(やりたい形)
【操作手順】
(1)すべてのオブジェクトを選択状態にする(Ctr+右クリック)
(2)図形の書式タブの配置から左揃え(L)をクリック
*1.の状態なると。”図形の書式”タブが右端から2番目に表示される
↓↓↓
オブジェクト①に合わせて左揃えになったことを確認
(3)(2)と同様の手順で上下に整列(Y)をクリック
↓↓↓
オブジェクト①~④が上下に等間隔になったことを確認
複数オブジェクト(図形)をきれいに整列させる方法以上になります。
やりたい整列方法に合わせて図形の書式タブの配置から整列方法を選んでいきましょう。
2倍速でオブジェクト(図形)を配置・整列させる裏技
上述したオブジェクトの配置は使う場面も多く、とても便利です。しかし、配置を行う必要があるオブジェクトの対象が多い場合、書式タブから毎回毎回配置を選択しなくてはいけないため操作にかなり時間がかかってしまいます。
そこで私がおすすめしたいのが、「クイックアクセスバーに使用頻度の高いオブジェクト配置のショートカットを設定しておく」ということです。
クイックアクセスバーとは、簡単に言うと自分専用のショートカットを作ることができる機能です。
*詳しい使い方はこちらの記事で解説しています。
「わざわざそんな設定しなくてもオブジェクト配置機能自体にショートカットあるんじゃないの?」と思われた方がいるかもしれません。
たしかに、ショートカットは存在します。
しかし、オブジェクト配置機能のショートカットはコマンド数が非常に多く大変覚えづらいのです。上述の例であげた、“左揃え”と “上下揃え”であれば以下のようになります。
“左揃え”⇒(Alt + JD + AA + L)
“上下揃え”⇒(Alt + JD + AA + V)
このことから、クイックアクセスバーにあらかじめ使用頻度の揃え方を登録しておき、オリジナルのシンプルなショートカットとして機能を使用するようにしましょう。
このように毎回書式タブから選択するのではなく、クイックアクセスバーのショートカットにすることで作業時間は半分以下に短縮できるはずです。
*個人的にはこの4つのショートカットを登録しています。登録の数が多すぎと今度は逆に使いづらくなってしますので、使用度の高いものだけ登録するようにしておきましょう。
・左揃え
・下揃え
・左右揃え
・上下揃え
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回のオブジェクト配置機能は知っているのと知っていないのでとてつもなく大きな差が生まれます。(オブジェクトのレイアウト修正をすべて手作業でやっていたら莫大な時間がかかってしまいます。)
今回紹介した(クイックツールアクセスバーの利用の)効率的な方法をどんどん実践していきましょう。
↓Excel最強の教科書にも時短技が数多く掲載されています。Excelの学習はどうしても断片的になりがちなので、このようなテキストを一冊持っておくことがおすすめです。