どうも、現在外資系企業でITコンサルタントとして働いているK(@consult_career1)です。
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るの?」
そもそも高年収になる理由ってなに?」
今回はこんな疑問や悩みに答えていきます。
<この記事でわかること>
・ITコンサルタントの年収
・ITコンサルタントが高給取りになる理由
ITコンサルタントの平均年収と役職ごとの年収
平均年収
経済産業省によるIT関連産業の給与等に関する実態調査結果によると、ITコンサルタントの平均年収は928.5万円となっています。(下表赤枠)
引用:IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果(https://www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf)
IT業界の他職種と比べても抜きん出て年収平均が高いことがわかります。
加えて、ITコンサルタントは20代前半~30代後半と若い世代が社員の大半を占めているため、若手の内から高収入を得ることができる企業と言えます。
役職ごとの年収
以下に、新卒に入社した場合の役職ごとの年収をまとめました。
コンサルタントまでは比較的昇進しやすい傾向にありますが、マネージャー以降は茨の道です。
逆に10年以上在籍している(生き残っている)社員はほぼ間違いなく年収1000万を超えているとみることができます。
年齢 | 経験年数 | 年収 | |
1.アナリスト(弱平社員) | 20代前半 | 2~4年目 | 500~700万円 |
2.コンサルタント(強平社員) | 20代中盤~後半 | 3~5年目 | 700~900万円 |
3.マネージャー(弱課長) | 20代後半~30代後半 | 5年目以上 | 900~1300万円 |
4.シニアマネージャー(強課長) | 30代前半~40代 | 10年目以上 | 1300~2000万円 |
5.ディレクター(部長) | 30代後半~40代 | 15年以上 | 2000万~4000万 |
6.パートナー(役員) | 40代前半~ | 20年以上 | 4000万~数億円 |
また、IT業界出身者や、事業会社出身者は中途採用でコンサルタントやマネージャーからキャリアをスタートすることが可能です。
よく誤解されがちですが、IT経験がなくともITコンサルタントへの転職は可能です。
事業会社で専門的な業務知識を有している方はその知識を生かして、クライアントと折衝できるため強みを発揮することできます。ITナレッジは転職後にキャッチアップしていけばOKです。
大手ITコンサルファーム年収ランキング(独自調査:ソースあり)
OpenWork(旧Vorkers)の社員口コミ情報を元に主要大手ITコンサルファームの平均年収を以下にまとめました。
※回答数にバラツキがあるためため、あくまで参考値となります。
また、この結果にはシステムエンジニアの回答も含まれているため、アクセンチュアやアビームといった企業はITコンサルタントの回答のみに絞ればさらに平均年収が上がるはずです。
順位 | 社名 | 回答者の平均年収 | 回答者の年収範囲 | 回答者数 |
1位 | 野村総合研究所 | 988万 | 330~2000万 | 163人 |
2位 | デロイト | 920万 | 400~2200万 | 158人 |
3位 | PwC | 889万 | 450~2300万 | 133人 |
4位 | IBM | 866万 | 380~2800万 | 328人 |
5位 | KPMG | 843万 | 520~2700万 | 49人 |
6位 | アクセンチュア | 841万 | 300~3000万 | 443人 |
7位 | アビーム | 819万 | 400~1600万 | 206人 |
8位 | ベイカレント | 766万 | 350~1500万 | 94人 |
9位 | EY | 743万 | 450~1550万 | 61人 |
10位 | シンプレクス | 637万 | 500~1200万 | 35人 |
この結果からわかる特徴としては、回答者の平均年収のレンジに大きく幅が見られることです。
特に外資系企業の日本拠点となる、BIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)やアクセンチュア、IMBといった企業はその差が顕著です。
ITコンサルタントの年収が高い3つの理由
理由①一人あたりの月単価が高い
ITコンサルタントはクライアントとなる企業から月単位で報酬をいただいてます。(人月単価)
この人月単価がITコンサルタントは非常に高額です。プログラマーやSE(システムエンジニア)の人月単価が80万~160万となる一方、ITコンサルタントの月単価は250万~300万になります。
この人月単価から様々な金額が引かれた結果が、一個人の月収となるため必然的にITコンサルタントに支払われる年収は高まります。
理由②優秀な人材を獲得するため
理由①で述べたようにITコンサルタントはIT業界の他職種と比べて、人月単価が高額です。
それゆえ、雇い主からするとその単価に見合ったバリュー(価値)をクライアントに提供できる人材を獲得する必要があります。
具体的には以下のようなスキルを持つ人材が求められます。
・IT全般に関わる深い知見
・新たな情報を最短最速で身に着けるキャッチアップ能力
・ロジカルシンキング
・クライアントの業務的知見
・高いコミュニケーション能力
・作業のスピードと正確性(資料作成など)
・英語(あるとよい)
このように幅広いスキルが求められるため、ITコンサルタントはスペシャリストというよりもジェネラリスト的な側面が強いです。
逆にいうと、このような幅広いスキルを持っている人材はIT業界での転職市場価値も高く、転職することでほぼ間違いなく年収UPが期待できます。
※求められスキルについてはこちらの記事でも紹介しています。
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理由③年功序列ではなく成果主義
ITコンサルタントは年功序列ではなく、成果主義の給与体系となっていることが大半です。
それゆえ、成果さえ残すことができれば昇進スピードも速く、昇給額も一気に跳ね上がります。
(僕が所属しているファームでは新卒3年目で年収800万に到達している女性がいるほどです。。)
成果主義の給与体系が大半となっている理由としては、ITコンサル自体のほとんどがグローバル企業であることがあげられます。
先ほど海外に支社を持っている、世界的に有名な企業です。
外資系企業では成果主義的な給与体系であることが一般的であるため、日本支社である各ITコンサルファームも同様の給与体系が取り入れられているということです。
まとめ:ITコンサル志望者向けのおすすめ転職サイトはこの3つ
最後にITコンサルへ転職をする際に、特におすすめの転職サイトを紹介しておきます。
ITコンサルはIT×コンサル×外資という3つの特徴を持っています。
これらの領域に特化した転職エージェントに相談するようにしておきましょう。
コンサル転職におすすめの転職サイト3選
①とりあえず転職サイトに登録してみる
⇒転職者の約8割が利用
:リクナビNEXT(公式HP)
②コンサル未経験者におすすめ
⇒転職支援実績NO.1(コンサル専門部署あり)
:リクルートエージェント(公式HP)
③現職がSE・プログラマの人におすすめ
⇒SE・プログラマーの転職に特化
:マイナビエージェント×IT(公式HP)