どうも、最近平均退社時間が21時と稼働が低くなっていることに喜びを感じている いくおく(@consult_career1)です。
先日Twitterでこんなツイートをしました。
一万越えのインプレッションと多くの反応を頂きましたので、今回はこちらを深掘りしていきたいと思います。
日本の労働収入の闇をグラフで可視化してみた
稼げば稼ぐほど搾取される世界。。 pic.twitter.com/7ypBAAKSB1— いくおく@社畜ブログ15日連続更新中 (@consult_career1) April 18, 2019
日本の労働社会では稼けば稼ぐほど搾取される
なぜか、
これは累進課税制度によるものですね。
累進課税制度とは、所得が高ければ高いほど税率が引き上げられる制度です。
文章でダラダラと説明してもわかりづらいと思うので、下の表をみてみてください。
引用:国税庁 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
年収が上がればあがるほど税率の上昇が顕著ですね。
これをグラフ化したのが、私の上記のツイートなわけです。(厳密には所得税以外も含めていましたので、若干この割合とは乖離があります)
年収4000万超の人は約半分税金にもっていかれるって冷静にやばいですよね。
お金持ちさん本当にありがとうございます。
*ちなみにこの税率は世界4位です。
世界で一番最高税率が低い国はチェコで15%だそうです。差ありすぎでしょ。。
年収800万円を超えると幸せを感じなくなってくる
上記のデータに加えてこんなデータがあります。
こちらも以前、私がツイートをしたものです。
ちなみに今の28歳の上司は年収1100万ほどらしいですが、年収800万の頃と比べて手取りは大きく変わらないとのこと
年収800万を境に幸福度指数は下がると言われるのも納得https://t.co/GxbiZDS6IF… pic.twitter.com/ErJqKjGc87
— いくおく@社畜ブログ毎日更新22日 (@consult_career1) April 20, 2019
なぜ、年収800万を超えると幸せを感じなくなってくるのか?
理由は大きく2つあると考えられます。
①ワークライフバランスが乱れる
年収が上がれば上がるほど、ワーク(会社での労働)とライフ(私生活)の比重がワークによってしまいます。
労働の対価としてそれ相応のお金をもらえるわけで当然と言えば当然かもしれません。
事実、800万円を超えるような収入を得ている方のほとんどは会社の中で管理職であるはずです。
役職が上がれば上がるほど、年収は上昇しますが、それと同時に責任も大きくなります。
この責任が労働時間の増加と精神的ストレスの増加を招くわけです。
*管理職になると残業代も発生しないですしね。
実際、いま私が在籍している会社の管理職の方は働き方が非常に激しいです。(外資系は特に顕著です。20代で家が建ち、30代で墓が建つなんて例えられ方をよくしますがあながち間違ってないです笑)
月の半分をタクシー帰り&ホテル泊まりなんてザラにありますので、とてもワークライフバランスを保てているとは言いがたい状況です。
みなさんの会社においても、役職が高い人ほど(年収が高ければ高いほど)ワークとライフのバランスが乱れている傾向があるのではないでしょうか。
②金銭的な限界効用が低下するから
これはツイート内の記事にもとりあげられている理由ですね。
まず限界効用とは
財(モノ、およびサービス)を一単位追加して消費することによる効用(財から得られるメリット)の増加のこと
です。
これだと堅苦しいのでわかりやすく食べ物で例えてみましょう。
好きなお寿司を思い浮かべてください。
このお寿司の美味しさが効用です。
お寿司屋さんで食べる大好きなネタ1貫目、これは美味しいし食べたら幸せですよね。
大好きなネタなので2貫目、3貫目…と、
まだ美味しいです。
ただ、これが4貫、5貫、6貫…と増えていくと、だんだん飽きてくるし美味しさは落ちていきますよね。
この状態が効用(お寿司の美味しさ=幸せ)の低下です。
同じネタを食べれば食べれるほど(投入する単位が増えれば増えるほど)、幸せ(効用)は低下するわけです。
つまり、このお寿司をお金に置き換えると、800万円までは増えれば増えるほど今までできなかった贅沢にお金を使えるようになるため幸福度は上昇し続けるんですね。
ただ、800万円を超えるともう満腹状態になってしまうわけです。
800万円あればもう必要十分な贅沢はできますし、贅沢にも飽きが生じてしまいます。
事実、いまの私の上司は20代で1000万円を超えていますが、年収800万円時の生活と1000万を超えてからの生活は大差がないと言っていました。
「もう金はいいから休ませてくれ」と。笑
これらのデータを踏まえた私の今後の行動
結論としてはブログと並行して投資を始めます。
正直、上述したデータからわかるように会社で頑張って上を目指すのは非・効率的過ぎます。
投資の世界では収益に対する税率が一律20%です。(NISAを活用すればもはや0%にすることも可能ですね)
労働収入では収入が上がれば上がるほど税率も23%、33%、40%と上がっていきますが、投資の収益はいくら収益額が上がろうと税率は20%のままです。
つまり、必死に汗水垂らして働いて稼いだお金より、お金を働かせて得たお金の方が手元に残りやすいというわけなんです。
これらのことから私は実際に6月から投資信託のファンドを購入します。
運用成果はまたこのブログで報告していきたいと思います。
現状のレベルとしては、ここ1〜2ヶ月で読んだ資産運用関連の本10冊の知識がある程度です。投資信託ジャンルの本を回し読みしたので、基礎中の基礎知識は抑えることができている認識です。
ただ、まだまだド素人なので、運用をしつつ徐々に金融リテラシーを高めていきたいと思います。
投資ド素人の社畜サラリーマンが独学で投資を勉強したらどうなるのか?
楽しみにしてください。
日々、勉強勉強ですね。
*10冊読んだ中で一番初心者でもとっつきやすいと感じた本はこちらですね。
全然難しくないので、金融知識がなくてもさらっと読めちゃいます。
![]() |
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 新品価格 |